廻る回る『緋色の風車』(Moulin Rouge)綺麗な花を咲かせて
躍る踊る『血色の風車』(Moulin Rouge)綺麗な花を散らせて
小さな掌に乗せた硝子細工
其の宝石を『幸福』(しあわせ)と謳うならば
其の夜の蛮行は時代にどんな爪痕を遺し
彼等にはどんな傷痕を残したのか
運命に翻弄される弱者の立場に嘆いた少年は
やがて『力』を欲するだろう
其れは 強大な力から身を守る為の『楯』か?
其れとも より強大な力でそれをも平らげる『剣』か?
何が起こったのか良く解らなかった
泣き叫ぶ『狂乱』(Lune)の『和音』(Harmonie)
灼けた屍肉の『風味』(Saveur)
何が襲ったのか 良く解らなかったけど
唯 ひとつ 此処に居ては 危ないと判った
僕は一番大切な『宝物』(もの)を
持って逃げようと → 君の手を掴んだ
嗚呼 訳も解らず息を切らせて走っていた二人
欲望が溢れだすままに暴れて奴等は追い掛けてくる
星屑を辿るように 森へ至る闇に潜んだままで
訳も解らず息を殺して震えていた二人
絶望が溢れだすことを怖れて強く抱き合っていた
不意に君の肢体が宙に浮かんだ →
怯え縋るような『瞳』(め)が ← 逃げ出した僕の背中に灼きついた
狂おしい『季節』を経て 少年の『時』は流転する
廻る回る『緋色の風車』(Moulin Rouge)灼けつく『刻』を送って
躍る踊る『血色の風車』(Moulin Rouge)凍える『瞬間』を迎えて
嗚呼 もし生まれ変わったら 小さな花を咲かせよう
ごめんね 次は逃げずに 君の傍で共に散ろう
「Moulin Rouge」
「其処にロマンは在るのかしら?」
躍る踊る『血色の風車』(Moulin Rouge)綺麗な花を散らせて
小さな掌に乗せた硝子細工
其の宝石を『幸福』(しあわせ)と謳うならば
其の夜の蛮行は時代にどんな爪痕を遺し
彼等にはどんな傷痕を残したのか
運命に翻弄される弱者の立場に嘆いた少年は
やがて『力』を欲するだろう
其れは 強大な力から身を守る為の『楯』か?
其れとも より強大な力でそれをも平らげる『剣』か?
何が起こったのか良く解らなかった
泣き叫ぶ『狂乱』(Lune)の『和音』(Harmonie)
灼けた屍肉の『風味』(Saveur)
何が襲ったのか 良く解らなかったけど
唯 ひとつ 此処に居ては 危ないと判った
僕は一番大切な『宝物』(もの)を
持って逃げようと → 君の手を掴んだ
嗚呼 訳も解らず息を切らせて走っていた二人
欲望が溢れだすままに暴れて奴等は追い掛けてくる
星屑を辿るように 森へ至る闇に潜んだままで
訳も解らず息を殺して震えていた二人
絶望が溢れだすことを怖れて強く抱き合っていた
不意に君の肢体が宙に浮かんだ →
怯え縋るような『瞳』(め)が ← 逃げ出した僕の背中に灼きついた
狂おしい『季節』を経て 少年の『時』は流転する
廻る回る『緋色の風車』(Moulin Rouge)灼けつく『刻』を送って
躍る踊る『血色の風車』(Moulin Rouge)凍える『瞬間』を迎えて
嗚呼 もし生まれ変わったら 小さな花を咲かせよう
ごめんね 次は逃げずに 君の傍で共に散ろう
「Moulin Rouge」
「其処にロマンは在るのかしら?」