私は馬鹿だ...そう沈んでから気付いた...私は
唯...歌いたかった
唯...この歌を聴いて欲しかった
唯...それだけだった...
蒼い波の雫 照らす...月は冷たく
大きな岩場の陰 庭舞台...夜は冷たく
聴いて...嫌や...聴かないで 空を呪う歌声
恨み唄...いや...憾み唄 海を渡る歌声
楽しければ笑い 悲しければ泣けば良いでしょう
けれど今の私には そんなことさえ赦されぬ
私はもう人間(ひと)ではない 歌うことしか出来ぬ
悍しい化け物へと変わり果てていた...
生きることは罪なのだろうか...望むことは罪なのだろうか...
歴史よ...アナタの腕に抱かれた 彼女達は言うだろう
「アナタの愛は要らない...私はそんなモノを愛とは呼ばない」と...
嵐を導く哀しい歌声は 白鴉の途を遮るかのように...
唯...歌いたかった
唯...この歌を聴いて欲しかった
唯...それだけだった...
蒼い波の雫 照らす...月は冷たく
大きな岩場の陰 庭舞台...夜は冷たく
聴いて...嫌や...聴かないで 空を呪う歌声
恨み唄...いや...憾み唄 海を渡る歌声
楽しければ笑い 悲しければ泣けば良いでしょう
けれど今の私には そんなことさえ赦されぬ
私はもう人間(ひと)ではない 歌うことしか出来ぬ
悍しい化け物へと変わり果てていた...
生きることは罪なのだろうか...望むことは罪なのだろうか...
歴史よ...アナタの腕に抱かれた 彼女達は言うだろう
「アナタの愛は要らない...私はそんなモノを愛とは呼ばない」と...
嵐を導く哀しい歌声は 白鴉の途を遮るかのように...