今夜の雨は ひと頻(しき)り、すぐに止む
呆気なく 人は言うけど
私の胸に 降り頻り 雨はなぜ
永遠に 思うほど続くの
今 もしも逢えるならば
運命(さだめ)を 避けることもできる
別れて 否(いや)となしに知った
あなたに して来た罪を
憎んだかしら 時に悔やんだかしら
行方さえ 訊けなくなった酒場(みせ)
あの日も傘が 手放せはしない日よ
醉うほどに 棘を感じた
あなたの芯を 凍らせてみせたのは
氣配りに 欠けていた私ね
そう日毎、逸れて軋む
心が 愛を石に變えた
一緒に暮らすことに慣れて
女が緩んだみたい
独りでいいわ つれはお酒でいいわ
ほろ苦く 誰かが歌う酒場(みせ)
今 もしも逢えるならば
偏(ひとえ)に きっと守りぬくの
ふとした隙に揺れる綾を
瞳に見えないものを
止まない雨を 胸に忍ばせながら
待つとなく 掃れもしない酒場(みせ)
掃るにも 掃れもしない酒場(みせ)
呆気なく 人は言うけど
私の胸に 降り頻り 雨はなぜ
永遠に 思うほど続くの
今 もしも逢えるならば
運命(さだめ)を 避けることもできる
別れて 否(いや)となしに知った
あなたに して来た罪を
憎んだかしら 時に悔やんだかしら
行方さえ 訊けなくなった酒場(みせ)
あの日も傘が 手放せはしない日よ
醉うほどに 棘を感じた
あなたの芯を 凍らせてみせたのは
氣配りに 欠けていた私ね
そう日毎、逸れて軋む
心が 愛を石に變えた
一緒に暮らすことに慣れて
女が緩んだみたい
独りでいいわ つれはお酒でいいわ
ほろ苦く 誰かが歌う酒場(みせ)
今 もしも逢えるならば
偏(ひとえ)に きっと守りぬくの
ふとした隙に揺れる綾を
瞳に見えないものを
止まない雨を 胸に忍ばせながら
待つとなく 掃れもしない酒場(みせ)
掃るにも 掃れもしない酒場(みせ)