「たなびくくもの かみのまにまに
からくれなゐに つきやどるらむ
ゆくえもしらぬ きょうをかぎりの
はなよりほかに うきものはなし」
荒ぶる闇の蠢き
其れは時媚鬼の所作り
近付く謀りの蟲毒
彼は醜き驕り
深い邪にまみれた
血みどろの業
虚に流し込めども
今式を打つ
撫でた護符を塗り潰し
其の時を待つ
罪穢れの澱みを着せて
果てなき夜の導き
其れは餌食の虚耗
凍てつくばかりの孤独
此が邪道の報い
無惨な繰り言に
耳を貸しながら
無漏の閾値を探る
今式を打つ
撫でた護符を塗り潰し
其の時を待つ
罪穢れの澱みを着せて
折しも限りの月を叢雲が呑み
卒塔婆を彩る花は夜風に揺蕩い
今式を打つ
撫でた護符を塗り潰し
其の時を待つ
罪穢れの澱みを着せて
「たなびくくもの かみのまにまに
からくれなゐに つきやどるらむ
ゆくえもしらぬ きょうをかぎりの
はなよりほかに うきものはなし」
からくれなゐに つきやどるらむ
ゆくえもしらぬ きょうをかぎりの
はなよりほかに うきものはなし」
荒ぶる闇の蠢き
其れは時媚鬼の所作り
近付く謀りの蟲毒
彼は醜き驕り
深い邪にまみれた
血みどろの業
虚に流し込めども
今式を打つ
撫でた護符を塗り潰し
其の時を待つ
罪穢れの澱みを着せて
果てなき夜の導き
其れは餌食の虚耗
凍てつくばかりの孤独
此が邪道の報い
無惨な繰り言に
耳を貸しながら
無漏の閾値を探る
今式を打つ
撫でた護符を塗り潰し
其の時を待つ
罪穢れの澱みを着せて
折しも限りの月を叢雲が呑み
卒塔婆を彩る花は夜風に揺蕩い
今式を打つ
撫でた護符を塗り潰し
其の時を待つ
罪穢れの澱みを着せて
「たなびくくもの かみのまにまに
からくれなゐに つきやどるらむ
ゆくえもしらぬ きょうをかぎりの
はなよりほかに うきものはなし」