あなたと出會ったころ
コクリコの花が笑いていたことを
まだ憶えてますか
古い石垣と生垣
かたむいた電信柱
黑くて重たい自轉車で
あなたは風になって
わたしを丘の上から連れ去った
あなたが旅立ったころ
コクリコの花が笑いていたことを
まだ憶えてますか
輝く海に浮かぶ船影
青い松の木の香り
それはやっぱり悲しかったけど
わたしはもう一人でも
漕ぎ出すことができると知っていた
阪道を驅け上がる潮風が
手紙を運んでくれる
きっと、ずっと、あなたが
あなたがどこにいても
わたしはとても元氣です
去年より背が伸びました
わたしはいつもここにいて
いまも、これから先も
あなたの旅の無事を祈っています
コクリコ阪から
愛をこめて
コクリコの花が笑いていたことを
まだ憶えてますか
古い石垣と生垣
かたむいた電信柱
黑くて重たい自轉車で
あなたは風になって
わたしを丘の上から連れ去った
あなたが旅立ったころ
コクリコの花が笑いていたことを
まだ憶えてますか
輝く海に浮かぶ船影
青い松の木の香り
それはやっぱり悲しかったけど
わたしはもう一人でも
漕ぎ出すことができると知っていた
阪道を驅け上がる潮風が
手紙を運んでくれる
きっと、ずっと、あなたが
あなたがどこにいても
わたしはとても元氣です
去年より背が伸びました
わたしはいつもここにいて
いまも、これから先も
あなたの旅の無事を祈っています
コクリコ阪から
愛をこめて