違えるな 無に還る崇高なるその扉を
思いだせ この場所まで堕ちた修復できぬ傷を
擬似的な天球はその役割終焉るだろう
夜が来る 静寂を殺して---
何かを穿き違えてる
一筋の光があったとして それを享受するのは
いつだって他の誰かだったでしょう?
みんな壊せばいいのに
叫べ 天衝く程の声で
無風の死へのEpigram
調律した祈りは千億の扉閉ざし 境界は消し飛ぶ
新薬は生まれない
いつか臨んだままに死ね
序詞で止まった福音を焼き尽くして さあ終わりましょう、フィーナ
きっと見誤ってる
甘美なる世界があったとして それを維持する心力
そんなものは持ち合わせていないでしょう?
もっと己を知ればいい
そして ここから狂い叫べ
歯医者のためのEpigram
調律した祈りは千億の告解をも尽く撥ねつけ
旧約は崩れゆく いつか求めたままに死ね
世界にさえも疎まれ傷つけられて さあ眠りなさい
思い出せよお前はすぐ騙されるぞ
迷ったなら考えずに殺せ
あの日見たく手首切れば痛みはもう増えなくなるのだから
決して空を見るな私こそが 生を選び底を這う姿だ
目先の幻想を追い道を誤ればお前までこうなるのだ もう、戻れない---
自分に償いたい
そう願っていた、ずっと
この場所で終わらせよう
悲劇を絶とう
違えるな 無に還る崇高なるその扉を
思いだせ この場所まで堕ちた修復できぬ傷を
私はそう 今ここであなたにこそ告げるために
最悪の物語を終えて......
生きていても何かを我慢して
消えない傷抱えて ただ日々を耐えゆくだけだ
序詞で止まった福音を焼き尽くして さあ終わりましょう、フィーナ
「生きていても幸せなんて掴めない。
独特の表現でそう訴え続ける老婆は、その言葉を体現するように濁った瞳をしていた。
彼女の生になにがあったのかは知る由もない。
けれど、無様で滑稽なその姿の中にも自分の影をみつけ、少女は体を震わせる......」
「---そう、これもひとつの可能性なのです」
思いだせ この場所まで堕ちた修復できぬ傷を
擬似的な天球はその役割終焉るだろう
夜が来る 静寂を殺して---
何かを穿き違えてる
一筋の光があったとして それを享受するのは
いつだって他の誰かだったでしょう?
みんな壊せばいいのに
叫べ 天衝く程の声で
無風の死へのEpigram
調律した祈りは千億の扉閉ざし 境界は消し飛ぶ
新薬は生まれない
いつか臨んだままに死ね
序詞で止まった福音を焼き尽くして さあ終わりましょう、フィーナ
きっと見誤ってる
甘美なる世界があったとして それを維持する心力
そんなものは持ち合わせていないでしょう?
もっと己を知ればいい
そして ここから狂い叫べ
歯医者のためのEpigram
調律した祈りは千億の告解をも尽く撥ねつけ
旧約は崩れゆく いつか求めたままに死ね
世界にさえも疎まれ傷つけられて さあ眠りなさい
思い出せよお前はすぐ騙されるぞ
迷ったなら考えずに殺せ
あの日見たく手首切れば痛みはもう増えなくなるのだから
決して空を見るな私こそが 生を選び底を這う姿だ
目先の幻想を追い道を誤ればお前までこうなるのだ もう、戻れない---
自分に償いたい
そう願っていた、ずっと
この場所で終わらせよう
悲劇を絶とう
違えるな 無に還る崇高なるその扉を
思いだせ この場所まで堕ちた修復できぬ傷を
私はそう 今ここであなたにこそ告げるために
最悪の物語を終えて......
生きていても何かを我慢して
消えない傷抱えて ただ日々を耐えゆくだけだ
序詞で止まった福音を焼き尽くして さあ終わりましょう、フィーナ
「生きていても幸せなんて掴めない。
独特の表現でそう訴え続ける老婆は、その言葉を体現するように濁った瞳をしていた。
彼女の生になにがあったのかは知る由もない。
けれど、無様で滑稽なその姿の中にも自分の影をみつけ、少女は体を震わせる......」
「---そう、これもひとつの可能性なのです」